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健康コラム 第1回

えごま油があなたを救う!

みなさんは「えごま油」をご存知ですか?ごま油ではありません。えごま(シソの仲間)の種子から取れる油が「えごま油」です。えごま油には、不飽和脂肪酸のα-リノレン酸が多く含まれています。α-リノレン酸は血栓の予防に効果があるほか、ガンやアレルギー、炎症などを抑える作用があります。また、えごま油は、コレステロール値や血糖値を下げるγ(ガンマ)リノレン酸を含む数少ない食品です。さらに、強力な抗酸化作用のある「ルテオリン」(*)という物質も含まれています。

えごま油大さじ1杯(13g中)に含まれる栄養素
α-リノレン酸8.3g
リノール酸1.6g

私たちは食生活の中で、好き嫌いに関わらず、毎日沢山の油を摂取しています。てんぷら・揚げ物・炒め物などの調理の際に油を使うほか、肉・野菜・魚介類など食品自体にも油脂が含まれています。長期間にわたって油脂の摂取を一切断たれると、体調が狂って多くの障害が出てきます。なぜなら、油脂は生体機能の根本を支えるエネルギー源であるからです。ところが、その選択を間違えると油脂は一変してガンや脳卒中、心不全、アレルギーといった恐ろしい疾患の元凶に変身します。

よくテレビのコマーシャルなどで「脂肪がつかない・・・」と宣伝していますが、油の取り過ぎはエネルギ―過剰になりますから身体に良いことはありません。大事なのは、

  • 脂肪酸のバランス
  • どの様な油脂を取るか気をつける

という点です。
コレステロールや中性脂肪を増やし血液の粘度を増す飽和脂肪酸(肉の脂、バター、コーン油など)の摂取を止め、えごま油を取りましょう!

【ミニ知識(ルテオリン)】
しその実には、強力な抗酸化作用を持つ「ルテオリン」というポリフェノールが含まれています。多くのポリフェノールは、肝臓で水溶性にされる(抱合化)ため、血中では抗酸化力が落ちますが、ルテオリンは肝臓で抱合化しないため、血中でも抗酸化力を保っているのです。
実証されているだけでも、ルテオリンには、喫煙者と糖尿病患者の抗酸化力が回復することと、抗がん剤の副作用を軽減する働きがある事等が分っています。